決勝
2日
1日

 

 

 

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

<優勝した若林 舞衣子選手>

7月18日(日)大会最終日。
連日の暑さのもと繰り広げられた決勝は、若林 舞衣子選手と、野澤 真央選手が双方15アンダーで並び、プレーオフにもつれ込みましたが、2ホール目で若林選手が見事バーディーを奪い、接戦を制し女王の座に輝きました!
さらに連続ノーボギー記録も85ホールに更新し優勝に花を添えました。
決勝には、若林選手の2歳になる息子さん、ご家族が応援に駆け付け、ママになってから初めての嬉しい優勝ともなりました。
GMOインターネットグループ所属の脇元 華選手は、トータルイーブンパーの61位タイで競技を終えました。

コメント

■若林 舞衣子選手(1位)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−優勝した瞬間はどう思いましたか?
ちょっとバーディパットを打った瞬間に右に出ちゃったと思ったので、良かった。
本当に解放された。今週は絶対負けたくないという気持ちが強かったので、張り詰めた気持ちが弾けた感じですけど、また来週から気を引き締めていかなきゃなと思います。
真央ちゃんも良いプレーをしていた。出だしでトップ入れ替わったり、真央ちゃんが抜けたと思った瞬間、曲げて初優勝は難しいと思う。「私は私」と言い聞かせながら、トップに立っても自分のプレーをするだけと思った。

−1打差で最終ホールを迎えましたね。
ちょっと力が入っていたのかなと思った。セカンドショットも左に引っ掛けたり、アプロ—チも入れようと狙っていたのが強く入って、オーバーしてしまった。ミスしても強い気持ち、自分の気持ちを強く持てていたので、あまり気にせずプレーオフに向かえました。

−先週は惜しかったですね。
プレーオフ、勝ちたいという気持ちがあったんですけど、それよりも堀さんも強く気持ちを持っていて、最後まで攻めていた。私も今週は今日一日攻めていた。パッティングも攻めのパッティングが出来たと思う。先週の悔しい思いをぶつけられたと思います。

−先週はスタミナ切れのように思われましたが、その点今週不安は?
4日間と違って3日間ですし、暑さには慣れている。新潟育ちですし、あとは体力がないと思ったら負けなので、トレーニングもして後は自分を信じるだけだと思いました。

−ノーボギー記録は意識していましたか?
知らなかったです。

−優勝できた要因は?
一番はパッティングだと思います。読みは自身はあったんですけど、思ったところに打てるようにパターを変えた。それがだんだん思ったところに出せるようになったというのが一番大きい。

−パターを変えて、そのほかには?
あとはタッチですね。ロングパットを重点的に、しっかりオーバーするように打つ練習して。結構なかなか届かない。打とうと思って打つのではなく、しっかり良い感覚で50cmオーバーするように練習していた。

−シャフトを入れ替えたのはいつですか?
いつだろう?出てすぐくらい入れたんですけど、ボールがつかまる感じがあります。3番ウッドはしっかりつかまる感じがします。

−6UTだけスチールシャフトを使ったのですか
一番最初に使った時に飛んでいたので、合わせるためにスチールを入れました。アイアンに近い感じにするため。

−キャディさんの読みは?
ショートパットで微妙に左右行く時に「外さなくてもいいよ」とか、ちょっと一言一言が良いアドバイスになりましたし、プレーオフでも歩くのが速いから「ゆっくりゆっくり」と言ってくれて、良いリズムでショットが打てた要因と思います。

−ショットのテンポはどうでしたか?
一緒に回る人のリズムに惑わされる方なので、あまり他の人のショットを見ないようにしていて、自分のリズムを一番大事にやっていました。しっかりバックスイングで自分の体を回すようにしていました。

−大会レコードを更新しましたね。
それも知らなかったです。スタートの時点で5アンダーで回りたいと思っていました。でも後半ガタガタになってしまいましたけど。

−ご家族が応援に来ていましたね。
朝からパパと喧嘩していて、「私のこと見えているかな」と思いながら。息子は結構マイペースなので、広いところで楽しそうにしていたのでよかったかな。ずっと姉が氷を持っていて、父がずっと見てくれていた。夫も本当はプレーを見たかったと思うんですけど、その辺を息子とうろうろしていたと思うので、協力があって優勝があると思いました。

−息子さんは?
爆睡。起きて抱っこしてまた寝るということはないので、本当に眠いんだな、と。それはそれで面白かったです。

−出産して大変なことは?
今日終わってからの夕飯のこととか、試合が終わって帰ったら今晩の献立を考える生活なので。惣菜で済ませることも多いですけど、休みの日に自分のことだけに時間を使えない。それでも普通のお母さんよりは、保育園に預けられるし、姉もいるし、恵まれていると思う。子どもが生まれる前はすべて自分の時間だけだったので、トレーニングや練習していたけど。今もしていますが。子どものこと、食事のこと、考えなければいけないことが増えた。

−献立を考えるのはいつですか?
試合後ですね。日曜日終わってから、今日どうしよう、とか。月曜日、火曜日の献立を考えています。

−横峯選手が出産後にプレーしていますが、どう感じますか?
私も若い世代が出てきて、結婚、出産で1回は悩むと思う。それを私やさくらさんが頑張ることで、結婚・出産してもしっかり戦えると思えるように。そのため、ただ復帰するのではなく、しっかり結果を残したいと思っていました。

−出産後優勝したのは、樋口選手、森口選手、山岡選手、塩谷選手、木村選手の5人ですが、その名前を聞いてどう思いますか?
木村さんはアマチュアの時にでていたときに出ていたので、とってもパワフルな選手で敏美さんならできるって感じていたんですけど。世代が若返ってきて、私の世代で引退するという空気を変えたいと思った。その名だたる先輩の中に名前が入って光栄です。

−同世代の活躍という流れについて、どう考えていますか。
どうだろう。みんなそれぞれ優勝を目標に練習していると思いますし、でも流れ的に私と同世代に優勝すると刺激になると思いますし、そういう流れになると思います。桃子さんが優勝したから私も頑張れる、私が優勝したから頑張れる、若い世代に負けないぞという気持ちになる。

−亡くなったお母さんへどう思いますか。
本当は生きているうちに見せてあげられたらと思うんですけど、でも天国で喜んでくれたら嬉しいなと思います。

−今後について教えてください。
まずは1勝できたので、また優勝できるように頑張るだけです。

■野澤 真央選手(2位)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−若林選手とスコアを伸ばして、一緒に回られてどう思いますか?
最終日最終組っていうのも自分の中ですごく久しぶりで。優勝争いすると自分は崩れていってしまうタイプなんですけど、若林さんが全然崩さずに全部伸ばしていかれるゴルフをしていたので、本当についていくのに必死だったんですけど、伸ばしていってくださったおかげで、自分は背中をずっと追いかけてしっかり頑張れた戦いだったかなと思います。

−プレーオフは緊張しましたか?
いやー、もう後半入ってからずっと緊張しっぱなしで。プレーオフっていうのがJLPGAツアーで初めてだったので、どうなるかも自分でもわかんなかったですし、とりあえず緊張は最後までしてました。

−プレーオフ1ホール目でティーショットを左ラフに外しましたが、2打目でグリーンをキャッチしましたね。
ティーショットは自分の中で、ちょっと動けなかったなあと思って左に入ったんですけど、ライもすごい良かったわけでもなく、自分の中では距離的なイメージが出来たので、あんまりティーショット曲げたこととかも気にしてなくて、逆にセカンドがあの位置から打ててイメージは出せて、良いショットが打てたなって感じです。

−プレーオフ2ホール目のバーディーパットを振り返って、どうでしたか?
ちょっと切れるかどうかというラインで、上りだったんでしっかり打ったんですけど、それがちょっと保険かけて厚めに読んだのがカップをけられたって感じです。

−今日はいくつかカップをけられる場面がありましたが?
ラインとスピードが合ってなかったので、カップにけられてるとは思うんですけど、あのタッチで打つんだったらもうちょっと薄く読めばよかったなっていうところも何個かありました。

−18番のセカンドショットで若林選手が先に外されたのを見て、どう思いましたか?
外されたんですけど、昨日から一緒に回らせていただいて、外して難しいところでもしっかりパーを取られているので、自分の中では全然油断もできないですし、ただ載せてバーディーチャンスを作って、バーディーパットを打てたらなという感じで打ちました。

−15アンダーの内容については?
曲げてしまって、ボギー、ダボを打ってしまったところもあるんですけど、気持ち切らさずにしっかり攻め続けられた結果、15アンダー出たかなと思います。

−今日の経験を今後どういう風に活かしていきたいですか?
しっかり我慢出来るところというか、今日は耐えるゴルフになるんじゃないかなと思っていたところで、ダボ打ってしまってはいるんですけど。しっかりバーディー獲って優勝争いに食いついていけたところは、本当に今まで自分になかった部分ですし、ほめてあげたいなと思いますけど。多分来週以降、状態も変わってきますし、この経験は絶対ムダにはならないように、しっかり頑張っていきたいなという感じです。

−今週は調子の波がありませんでした。その一番の要因は?
今日の1日のゴルフを見れば、昨日までに比べたらだいぶ波はあったのかなとは自分では感じますし、予選落ちが続いてしまった時は、本当に苦しかったんですけど、それが自分だって割り切って、ダメな時はダメ、良い時に頑張ろうって気持ちは切り替えられたかなという感じです。

−初優勝は近いところにありますか?
これで優勝争い出来て、最後までプレーオフまで行けたっていうのは、今までの自分では感じれなかったところなので、これからはしっかり自信持ってやっていきたい。

−来年の賞金シードについて、どう考えていますか?
去年で、リコーまで出られる順位まで稼げて、今年に入って、ずっと予選落ちが続いたり、予選通過が本当に少ない中結構シードは気にしてはいたんですけど、シードを獲るというよりかは、優勝争いをすれば自然とシードはついてくるかなと思っていたので、賞金ランクというよりかは、これからも優勝争い目指して頑張っていきたい。

■稲見 萌寧選手(5位タイ)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日一日を振り返っての感想を教えてください。
昨日の方がショットとかは良かったんですけど。今日も最低限それなりにって感じでは出来たんですけど、ちょっと下りのラインとかでグリーンのスピードがまだつかめずにショートし続けてしまったので、その辺がまだ噛み合わなかったなって感じです。

−ショットでチャンスを作る場面も、パットで迷いがありましたか?
少しラインが合わなかったりとか、イメージしてるラインとスピードが合わなかったりっていう。噛み合いが今週は上手くいってないかなって感じですね。

−ショットはどうでしたか?
毎週毎週少しずつは良くなってきてるなっていう実感はありますね。

−左に行く原因はインパクト?
そうですね。切り返しとかから飛ばしに行こうとすると力が入ってしまうので、その辺の力の入れるタイミングとかを調整している感じです。

−最後バーディーフィニッシュでしたね。
「トップ5」と「トップ5を外す」のでは結構差があるなというのもありますし、今日自体も70と69では全然違うので、その辺は最後バーディーで良かったなと思います。

−今週終えての課題は?
今取り組んでいることが間違いじゃないということがコーチと一緒に実感できたので、そこが一番調子が戻るために気づけて良かったなっていうのが一番大きいかなって思っていて、そこをまたならないように、自分のものに取り入れられるように頑張って、後はアプローチパターをもうちょっと練習してって感じですね。

−来週は霞が関でどんなことを練習したいですか?
コースを改造してから1回も行ったことがないので、まずはコースの下見で行きたいなって感じですね。
そこでグリーンとか、そのスピード感とか、ラフの状態を軽く見て、来週の練習ラウンドは軽めにコースがどんな感じかっていうのを見に行く感じですね。

−練習ラウンドの前の日程は?
基本地元でいつも使わせてもらってる練習場で練習をする予定です。

−五輪種目で見たいものはありますか?
スポーツ番組ってほとんど見ないんですけど、唯一見るのが冬のオリンピックのハーフパイプなんですね。
ものすごくかっこいいって感じで毎回見ていて、平野歩夢さんが夏のオリンピックでスケボーの方に出るので、それはちょっと興味あるなって思います。

−スケートボードをやったりはしないですか?
怪我しそうでできないです。

−オリンピック前の試合は再来週の楽天スーパーレディースですね。
ホステスプロで、初日が私誕生日なので良い誕生日を迎えてちゃんと結果で恩返しできるように練習して頑張りたいなと思います。

■GMOインターネットグループ所属 脇元 華選手

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

不調が続いていたなかで、この試合で予選通過出来たことは自分でもうれしかったんですけど、やっぱり目指しているところは優勝なので、そこに1歩ずつ力をつけていって、来週からまた気持ち新たに頑張っていきたいです。

 

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

<野澤 真央選手>

7月17日(土)大会二日目。
最高気温32.0度の真夏日を記録する暑さのもと、116人の選手による華やかで熱い戦いが繰り広げられました。
この日は、5バーディーを奪うなどスコアを4つ伸ばした野澤 真央選手が、通算13アンダーで単独首位に躍り出ました。
また、若林 舞衣子選手が1打差の2位につけ、通算10アンダーの3位タイには、この日のベストスコア64をマークした大里 桃子選手と、イ ミニョン選手が続いています。
GMOインターネットグループ所属の脇元 華選手は、粘りのゴルフで2つスコアを伸ばしトータル3アンダーの35位タイで予選を突破しました!

いよいよ決勝ラウンド。女王の座につくのはどの選手でしょうか。
各選手の活躍をお楽しみください!

コメント

■野澤 真央選手(1位)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日はどうでしたか?
今日も前半のバーディーを取れてるところまではずっとアイアンも含めて調子が良かったけど、ボギーを打ったあたりのところから体の動きが悪くなってしまって、アイアンショットが思ったとおりに打てなくて、でもその中でも14番からノーボギーで回れたので、伸ばせる前半から、我慢の後半という一日でした。

−好調の要因は何でしょうか?
ショットの調子もパットの調子も、良いとき、悪いときの波は今年もあったけど、徐々に調子が上がってきてという感じで、特にこれを変えたとかはなくて、良い状態で迎えられたという感じです。

−この大会、コースは得意な意識がありますか?
調子が良くても、このホールは難しいなとか打ちにくいところもあるので、すごい得意という感じはないけど、相性は良いのかなという感じです。

−パッティングも好調ですね。
ショットが荒れ始めてからもパットはしっかり決まっているなという感じがあります。

−パッティングは得意ですか?
パターもそんなに得意ではないですし、ショットはスイング改造で悩んでたので、どっちもすごく良いというのはないけど、調子は良いかなという感じです。

−パッティングで変わってきたことはありますか?
ストロークの気持ち悪さが出やすいけど、そういう気持ち悪さが今週はなく迎えられたのはあります。

−攻める気持ちで各ホール臨んでますか?
距離が長いところはピンを狙うより、安全にいく攻め方をしてますけど、自分でこのロケーション狙えるなとか、得意な距離とかイメージ出たところは、全部ピンを狙っていこうと思っています。

−その時に意識していることは?
今取り組んでいるショットの意識だけですね。

−具体的にはどのようなことでしょう?
手と体の距離を変えないのを意識していて、今週はそれだけですね。

−前半、後ろの組に渋野選手がいましたが?
最終組という感じが逆にしなくて、やりやすかったです。
後ろの組が最終組なのかなという感覚で回れたのでやりやすかったですし、ギャラリーの方がついてきてくれても楽しかったですし、どっちでもやりやすかったです。

−明日への意気込みを教えてください。
明日も自分らしく楽しんでプレーすることを一番大切に、できれば優勝したいけど、結果はあとからだと思うので、内容にしっかり集中してやっていきたいです。

■若林 舞衣子選手(2位)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日はどうでしたか?
今日は昨日よりさらに暑くて、頭がクラクラしてやばかったです。

−1番からいきなり長いバーディーパットを沈めましたね。
はい。ずっとロングパットの練習をしていて、カップをオーバーすればいいなぁと思っていたのでよかったです。

−折り返してから追いかける立場になりました。
追いかける立場になってから、自分がバタバタしていて、追いかける感じではなくなってしまいましたが、パーを続けていけたのでよかったかな。

−ショットはどうでしたか?
右に行って、左にいって、結構コントロールがきかなかった。グリーン周りでしっかりパーセーブが出来た。
18番はいいショットを打てた。

−パットについてはどうでしたか?
17番はずっと打ててなくて、16番も、15番はアプローチでしたけど。カップをオーバーするということがなかった。

−先週から72ホールノーボギーというのは?
気づいていました。でも、意識するというよりは、ボギーはいつか来ると思っているので。

−記録もありますが、それよりも優勝を狙っていますか?
はい、とにかく自分がいいプレーをしたいです。

−先週に続いて優勝のチャンスですね。
先週もいいプレーが出来た。負けたのは悔しいけれども、自分が崩れていったわけではないので。優勝するのはいいプレーをした選手がすると思うので、自分がいいプレーをすればいいと思う。

−明日についてはどう考えていますか?
追いかける方が楽だと思うので、しっかりいいゴルフをして、勝てなくてもいいゴルフをしたい。

−明日お子さんは来ますか?
来る予定です。主人と姉と。

■稲見 萌寧選手(10位タイ)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日はどうでしたか?
昨日よりはショットがついてる回数があったけど、なかなかそのラインが上手く読み切れなくて、勿体ないホールが何個かあったかなという感じです。
最後の18番もそうですし、ああいう感じが5、6個あったなと思います。

−今日スコアを伸ばすために意識したことを教えてください。
伸ばし合いとか、伸ばし合いじゃないとか、調子が良い悪いよりも、今自分が課題としていることをちゃんとやろうと毎日考えてやっています。

−調子が戻ってきてる感じですか?
徐々にだいぶショットがマシになってきてるかなという感じはします。

−今日一番のショットは?
4番のセカンドが今日もOKバーディーにつけられたので、そこが良かったと思います。

−今の課題は?
ショットで左にいかないように。

−暑い夏は好きですか?
めちゃくちゃ得意というわけではないけど、めちゃくちゃ苦手というわけでもないですね。

−周りを見て、相対的には?
自分が特別すっきりできてる感じはしないです。みんな暑いよねって。

−夏場のゴルフで気をつけていることを教えてください。
自分のゴルフの内容は変わらないですけど、寒い時よりは。手がすごくかじかみやすいので、その辺がなくて良いな、くらいです。

−暑さ対策はどんなことをしていますか?
水分補給とかしっかり食事をとることが一番大事かなと思うので、体力とかのために食事をとることが一番かなと思います。

−夏場は食べるものを変えますか?
食べるもの変えるというよりも、熱いものとか重たいものが食べれないくなるので、冷たいものとか酸っぱいものが喉を通っていきやすいなと思います。

−気に入っているものはありますか?
焼肉は結構行くので。冷麺にお酢を入れて。力がつくというよりも、心がスッキリするというか。冷たくて酸っぱいものは心が洗われるというか、そういう感じです。
暑くてムカムカするというか、ちょっと苦しくなりやすいので、そのへんがスッキリするかな。

−以前、「夏場にピークをもっていきたい」と言っていましたが?
自分のどこがピークかわからないので、なんとも言えないけど、常に60、70%の力が出せていたらいいかなと思うので。100%は何が100%かわからないので、そこそこをキープしたいなと思います。

−次の目標は?
メジャー優勝です。
あと、今年というよりも、勝利数が2桁いきたいなという思いはありますね。年間でもトータルでも2桁いきたいなと。

−賞金ランキングは気にされていますか?
全然まだまだ半分終わったくらいなので、今は1位だろうが2位だろうが最後までわからないので。その辺を気にするのは、最後の1か月とか何試合とか、それくらいからかなと思います。

−トップと現状4打差です。最終日は優勝を意識しますか?
あまりトップといくつかは気にしてなくて、自分の今課題としてることをやり切るのが一番の目標にしていて、そこで少しでもスコアを伸ばしていけたらいいなという感じなので。

■渋野 日向子選手(88位タイ ※予選通過せず)

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日はどうでしたか?
昨日より攻めたい気持ちがあったので、左ピンに対してショートホールで2つミスしてしまったのと、右ピンに対して右に落としてしまうという、大きなミスをしてしまって流れが悪くなってしまったので、悔しい気持ちもあるけど練習するしかないなと思いました。

−良かったところは?
バーディーを取ったところしか思い浮かばないけど、1番のセカンドショットだったり、3番のサードショット、取りたいパー5で2個取れたというのが、個人的には嬉しくて。その後6、7番もチャンスにつけられたし、そういうところは良かったと思うけど、良かったところより悪かったところが確実に多かったので、そこはしっかり見直したいと思います。

−課題に感じたところはありましたか?
パターが入らなかったので、微妙な距離のパットが1個でも2個でも入ってくれれば流れが変わるというのが、なかなか入らなかったので悔しいパットが多かったですし、今日は特にミスしちゃいけない方にミスをするというショットを何回かやってしまったので、そういうのをこれから減らさないとなと思います。

−パットが決めきれなかった要因は何でしょうか?
決めたい距離につくと顔が上がるのが早くなって、フェースが開いてしまって薄くあたってスライスラインが外れたり、フックラインだったらちょっと切れるのが早くて左に外れちゃうのが今日はすごい出てしまったと思うし、微妙なラインをかすりもせず外してしまう場面も多かったので、自分がラインが読めてないと思うし、読めないのは仕方ないので、自分の打ちたいところにちゃんと打ち出していると自分のラインの読みが悪いと思うけど、自分のせいなので。結局は自分が悪いと思います。

−今日も縦距離が安定してましたか?
今回のグリーンは止まりやすいので、キャリーを合わせやすいと思っていたけど、昨日の方が合っていたかなと思って。どうしても攻めたい分、左に引っ掛けると、5yくらいキャリーがオーバーしちゃうので、そういうところをしっかり練習したいと思います。

−攻めたい気持ちが見えましたね。
左ピンの時は、良いショットのときはピンに絡むくらいの感じでショットしたかったけど、昨日はそれが4、5m右につく場面が多かったので、もうちょっと攻めてもいいと思って、もう少しアグレッシブに構えを左に向くようにやってたけど、力んでしまって同じようなミスをしてしまう感じでした。

−4連続ボギーがありました。
一番自分がやってはいけないミスを15番のサードでやってしまって、そこからなかなか気持ちを切り替えられなくて引きずってしまう感じだったけど、やっぱりバーディーを取りたいがためにすごく力んでしまったと思うので、本当に自分のメンタルの弱さを痛感しました。

−後半出だしでバーディーを取ってどう思いましたか?
「いけるぞ」とまでは思わなかったけど、その後の2番もチャンスについたし、3番も取れたので、まだいけると思ってたけど、そこからボギーを打ってしまって、流れがなかなか。
ショットは頑張ってたと思うけど、パッティングが読み切ることができなかったので、すごく悔しかったです。

−後半カットラインの意識はしていましたか?
もちろんしてました。
最近カットライン争いしかしてないので、慣れたもんなんですけど。
それでもパッティングが決めきれなかったので、そこで悔しかったですし。でも、その後もチャンスにつけることができたので良かったけど、最終ホールはもうホールインワンしかないなと思っていたので、力んでしまって結局引っ掛けるという最悪な終わり方だったけど、攻めた結果ではあるので、逃げるよりはいいかなと捉えたいと思います。

−最後の方はショットの置き所が良くなかったから、難しいパッティングになってしまったのですか?
いや、それよりは、自分の読みが合ってない。タッチが合ってないので外す結果になったと思う。

−5番のボギーの後、順位を見ていましたか?
見てないです。
上位陣しか見れなかったので。でも1アンダーカットだと思っていたので、どっかで1個取りたいなと思っていました。

−15番のサードショットについてはどう思いましたか?
15番は8番アイアンの抑え目のショットだったけど、昨日から抑え目のショットが右に出るなと思っていて、昨日上がってからそれをかなり練習していたけど、打ち上げの分だったり、結果を気にしてしまって。早く目を上に向けてしまうのをそこでまたやってしまって、ああいう結果になってしまったので、すごく一番やりたくないミスをした分、すごく傷ついてしまった感じです。

−後半の3番サードショットの60yあたりは自信を持って打てる距離ですか?
もうちょっと突っ込む選択肢もあったけど、そこにメリットを感じなかったので。もうちょっと刻んで自分の好きなというかスピンのかかりやすい距離にしようと思って、50yまででちょうど64yだったので、ちょっと開いて打つことでスピンがかかりやすい位置にはついたので、そういうマネジメントをしました。

−スイングはどうでしたか?
今日は、ドライバーは昨日に比べたら安定していたし、ショートアイアンのミスも少なくなっていて、攻めたい、バーディーを取りたいホールで力んでしまう現象が起きてるので。スイングは3か月前よりはちょっとずつ安定してきてると思うけど、まだまだかなと思っています。

−全米でキャディーが新型コロナ陽性でしたが、その後は?
その後、2回ネガティブが出て、次の週の月曜日に日本に帰ってきて、今は隔離中と思います。
「元気です」と言っていたので、安心しています。

−ギャラリーについてはどう思いましたか?
この2日間、皆さんに応援していただいて、たくさんの方に見に来てくださって、すごい楽しかったですし、私の応援を2年前からしてくださっている応援団の方が、久しぶりに来てくださってお会いできて嬉しかったですし、まだまだ「行きたかった」と言ってくれる方もいらっしゃるので、また来週も再来週も有観客なので、見に来てくださっている皆さんの前でもっと良いゴルフができるように、これからしっかり練習して、また頑張りたいと思います。

−国内復帰戦を振り返って、感想を教えてください。
スタートダッシュ良かったので、良い流れで行きたかったけど、詰めの甘さが出たと思うし。バーディー合戦の試合だとわかっていたので、そこでパッティングを決めることができなかったというのも悔しいですし。まだまだ伸びしろがたくさんあると捉えて、また来週から切り替えて頑張れたらいいなと思います。

■GMOインターネットグループ所属 脇元 華選手

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

−今日のラウンドを振り返って
今日は、ショットがそんなにビタビタ付くわけではないんですけど、もうちょっとパー5でしっかりと100ヤード以内の距離感をピンに付けて、バーディーを獲っていきたかった。
ショットの精度もそうですけど、弱気のパターが出てしまったので、そこがもう少しスコアが伸びなかった原因のひとつですね。

−連続ボギーから取り返せたのは成長した部分でしょうか?
後半の連続ボギーは、3パットしてしまったりとか、パターで悪くなる状況を作ってしまったけど、上がり3つはいい流れでしっかりとバーディーを獲れたので、そこは良かったです。
上がり3ホールで、ギアチェンジ出来て、しっかり気持ちを切り替えることが出来たのも良かった。

−明日は?
明日は、バーディー10個ぐらい獲ってやるって勢いで頑張ります。

 

GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

<GMOインターネットグループ所属 脇元 華選手>

7月16日(金)、イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県稲敷郡阿見町)にて、女子プロゴルフトーナメント「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」が開幕しました。

選手・関係者等へのPCR検査実施や来場時検温等の新型コロナウイルス対策を行った上で、有観客開催となった本大会。開幕初日の予選ラウンド1日目には、1,056人の観客が集まりました。

この日、若林 舞衣子選手、野澤 真央選手、濱田 茉優選手が9アンダーでトップタイとなり、4位には7アンダーの石川 明日香選手、5位タイで6アンダーのユン・チョヨン選手、サイ・ぺイイン選手が続いています。

GMOインターネットグループ所属の脇元 華選手は1アンダーの46位タイで初日を終えました。

翌日の予選ラウンド2日目、どの選手がトップに立つのか。出場選手の活躍にご期待ください!

コメント

■野澤 真央選手(1位タイ)

−暑さは苦になりませんでしたか?
苦手じゃないですね。夏は好きなので。

−10バーディーについてはどう思いますか?
ベスト更新しました。
今までは64だったんですけど、63だったので更新です。
朝スタートで早かったので、気温が上がり切らない時にスタート出来たので良かったかなって感じます。

−パー5、全てバーディーでしたね。
そうですね、言われてみたら(笑)

−会心のバーディーは?
全体的にアイアンはついてたので、外れたところがパーで、乗った所では6番ぐらいかな?3mとかを外したんですけど、それ以外はついたやつは全部入ってる感じ。
そんなにすごいミスショットはなかったので、基本ピンには向かって行ってるかなって感じです。

−アイアンショットが良かったのでしょうか?
アイアンも良かったし、3mくらいのパターがほとんど入ってたので、パットも良かったですね。長めのも最初の方は入ってたりしてたので、そこで流れが良くなってショットもついてるかなって感じです。

−ノッてくる感じはありましたか?
なかったですね。
ずっと18ホール平然と、って感じで。わかんないですけど多分パーをとってる感覚がバーディーなんじゃないですかね、今日は。
それぐらいパターが入ったりショットがついてるかなっていう多分そういう感じだった。

−服部真夕選手の5勝を目標にしているのでしょうか?
自分もとりあえずは初優勝をしたいですよね。

−良い位置で残り2日を迎えますね。
出来る限り自分のやれることを全力でやるだけですね。結果は後からなので。

■若林 舞衣子選手(1位タイ)

−今日を振り返って、どうでしたか?
前半、ショットが切れていて、思った所に打ってバーディーチャンスにつけていて、パッティングも先週の好調をキープしてしっかり打てているので入ってくれて、という感じで、すごくかみ合ったゴルフが出来ていたと思います。

−リズムに乗って出来ている感じですか?
そうですね。本当に目の前の一打に集中出来ていて、5連続だったけど、全然意識せず回ってました。
先週ちょっとフェードを打ちたいなという話をしていて、今週しっかりフェードで狙っていくショットを練習しようと思ってたんですけど、「持ち球でしっかり狙っていった方が舞衣子らしいよ」とキャディさんに言われたので、あんまりフェードとかを無理やり打とうとせずに、しっかりピンに自分の持ち球で狙っていくっていうショットが出来ていたかなと思います。

−暑さは苦になりませんでしたか?
なるべく日陰を歩くようにしたりだとか、常に日傘をさす、水分しっかり摂るとかってことを意識してやってたんですけど、それでも頭くらくらするくらい暑かったので、スタートが早くて、ちょうどヤバいくらい暑くなってきたなって所くらいでホールアウトすることができたので、ラッキーだったなと思います(笑)

−先週からの疲労はないですか?
大丈夫です。
でも、朝のショットに比べると後半キレがなくなってきて、やっぱり疲れてきてるなと感じるので、しっかり休めてケアをしたいなと思います。

−疲労回復のためにいつもと違う工夫をしましたか?
普段通りしっかりストレッチとかケアをするというのと、先週終わって走ったりはしました。月曜日走ったり、火曜日はしっかりトレーニングしましたし、逆にそのトレーニングで体調良くなった風には感じました。1時間半くらい。

−疲れは下半身に?
そうですね。段々、後半足が動かなくなってくるし、腰のキレも良くなくなってくるので、朝は下半身と連動できていたものが、最終ホールとかは全然足がちょん切られたような感じで感覚なかったです(笑)

−アース・モンダミンカップの週にお母さまが亡くなられたとお伺いしました。
アース・モンダミンの日曜日でしたね。
スタート前に心拍が下がって来たという風に、姉がお医者さんから呼ばれたと連絡を受けて、亡くなったということはプレーが終わってから。それまで携帯も怖くて見れなくて、全部終わって車に乗って携帯を見て知ったっていう感じでした。
特定疾患にも指定されているような難病指定を受けている病気で、幼いころからその病気と付き合ってきたみたいですね。
毎年入退院を繰り返していたので、今年も同じように体調を崩して入院していたという風に感じていたんですけど、コロナの影響で家族も面会できないような状態だったので、どうなっているかというのが亡くなる3〜4日前まで分からなくて。亡くなる3日前に姉が面会出来て、見に行った時には寝たきりというか…。ちょっと危ないかもしれないと姉から聞いていました。
アースの日曜日にホールアウトした後に、すぐに新潟に車で帰って、29日の葬儀に参列して、お別れして、資生堂に出ました。

−思う所はありますか?
そうですね、やっぱり……。
会いに行けなかったことが後悔していることなので……。
本当に自分のゴルフだけは後悔しないように、自分を信じてプレーしようと決めました。

−先週のリベンジをという気持ちは?
先週は結構いいゴルフ出来てたと思うので、悔いのないように、ひとつひとつ攻めたゴルフができれば、結果がついてきたらいいなと思います。

−息子さんがコースに来るのは初めてですか?
初めてです。
練習場の時点で、結構「ママ、ママ!」とうるさくしてたので、姉は多分コースの中から離れたところで見てたと思います。
でも、スタートホールと10番のティーショットと18番あがって来た時に、近くにいてくれて。

■濱田 茉優選手(1位タイ)

今日はほぼバーディーチャンス、入ってくれた。パッティングがよかった。
ショットは悪くない。まあまあ。

−一番長いバーディーパットは?
5mくらい。出だしの10番と5番。

−今日のスコア「63」についてはどう思いますか?
これまでは64(2019年 NEC軽井沢72 1R)だったので、ツアー自己ベストです。素直にうれしい。

−今日はどうでしたか?
グリーンが柔らかいのでボールが止まる。狙っていけるので。

−では、今日スタートから攻めていこうと?
はい。

−明日以降についてはどう思っていますか?
あまりショットはずっと調子よくなかったので、予選通ればいいと思っていた。
パッティングの感じはいいので、パットで流れを作って、いいスコアになればいい。

■稲見 萌寧選手(10位タイ)

−今日のラウンドは?
めちゃくちゃショットがすごいいいというわけではなかったんですけど、よかったショットが少しずつ出てきたかな。

−パットの感想は?
グリーンのスピードに微妙に対応できなかった。

−修正はできていますか?
少しずつ出来ているかなという感じですね。

−ノーボギーでしたね。
結構ロングパットについていたんですけど、3パットしなかったのはよかった。

−今日のスコアは60台でした。
これが続いてくれればいいですけど。スコアの伸ばし合いなので、もう少し伸ばせればよかったという気持ちはありますけど。
ショットは今の課題をやりきって、パットでスコアを作れたらいいなと思います。

−渋野選手、小祝選手とのラウンドについては?
めちゃくちゃ楽しかったです。これといって、何がというよりも一緒の組み合わせで楽しく回れていることが楽しかった。会話の内容を覚えていないくらいくだらないことをずっと、日常会話です。アメリカ、どうだったとか。

−渋野選手と回って感じたことはありますか?
さくらさん、しぶこちゃんとかドローでしっかり振っている。自分はドローのミスが出てしまって、フェードをイメージしているので、バシッと飛ばされるとこっちも気合い入っちゃって。その辺は忍耐です。自分の体の中の。

−ギャラリーが入ってどう思いますか?
結構、前半ギャラリーが多いな、という感じでしたね。たくさんいた方が楽しく回れるので。

−今日一番手応えを感じたのは?
6番のセカンドはすごくうまく打てて、久しぶりにアイアンでOKバーディーをとれた。
少しずつ出来る回数、いいショットの回数はだんだん増えているかな。

−腱鞘炎は大丈夫ですか?
今はケアして予防でテーピングしている。今は大丈夫です。

−早く自分の調子を戻したいというのは?
次の試合に向けて、という感じですね。

−ショットの課題はありますか?
フェードをしっかり打つように。

−コーチとはどう話していますか?
左に行くミスをやめたい、といったので、その原因を探しながらフェードするように課題としています。

−何%ぐらい取り戻せましたか?
今日はノーボギーで、60台で回れた。内容は別にして、50〜60ぐらいですかね。

−明日以降については?
結構伸ばし合いのコースなので、毎日ちゃんと少しずつでも伸ばして上位に行けるように頑張りたい。

 

■渋野 日向子選手(46位タイ)

−国内復帰戦初日を終えて、どうでしたか?
すごく最後まで楽しめたなっていうのは思うんですけど、内容的にもショットの精度というのが。特にアイアンなんですけど、縦距離が合ってきた、自分の打ちたい距離が打てるようになってきたっていうのがすごく今日は実感できた。
危ない方に外さないっていうのは出来ていたと思うので、ボギーの少ない…最後3パットしましたし、不運のボギーもありましたけど、そういうゴルフじゃないのかなと思うので、スコアの割には納得のいくゴルフが出来たかなと思います。

−隔離が明けたのは?
水曜日に移動できるようになったので、水曜日に移動してきました。

−帰ってきてボールを打ったのは、プロアマが初めてですか?
コースではプロアマが初めてでした。

−急ピッチな調整でも、あまりその影響を感じさせませんでしたね。
自分にそんな期待してなかった分、ちょっと気持ちよく出来たんじゃないかなと思うので、2週間のブランクの割にはまだ頑張ってたかなと思います。

−アメリカでの”新たな発見”は試すことができましたか?
キャディさんと話をしながら出来たと思いますし、そういう所ですごく楽しんで出来ましたし、一緒に回った萌寧とさくらちゃんと話しながら、本当にスムーズに18ホール回れたと思います。

−暑い中でのプレーはアメリカと違いますか?
4月に行ったタイとシンガポールは、すごく日本の夏の気候に近い国だったので、それを経験してたのでまだマシかなと思ってたんですけど、そうでもなくて。アメリカはカラッとしたところで40℃とかは経験したんですけど、日本の32〜33℃くらいで風もないので、かなりべとべとした感じだったので、それには何年たってもやっぱり慣れないなと思いました(笑)

−朝一緊張していたように見えましたが?
(笑)
いや、もうどうやってスイングしたらいいか分からないくらいの感じだったので、ちょっと緊張してました(笑)

−そこからよく持ち直しましたね。
セカンドがちょっと怪しい当たりだったんですけど、乗ってくれたので、あそこでとりあえずまあまあまあと思えてきました。

−前半と後半で変わった所はありますか?
特に変わった所はなかったんですけど、前半入ってくれたようなパットが後半は入らなかった感じなので、4〜5mのパットが今日は多かったですけど、それが後半は1個も入らなかったって感じです。

−ショットの精度安定の要因は何でしょうか?
自分のミスショットの幅を分かって、ピンのどこまで右左を許すかっていうのを決めてスタンスをとっているので、大体が自分の許せる範囲の中にボールを置くことができているので、そういう所かな。

−18番のバーディーパットは入れすぎましたか?
17、18番でどうしても決めたすぎてパンチ入りました(笑)

−全体的に楽しめたひとつの要因にメンタル面の成長もありますか?
そうですね。やっぱり自分一人で考え込んでやるというよりは、言葉に発して色々やっていく方が、試合中に自分の溜まっているものを言える方がすごく気持ちも楽になるし、切り替えも早く出来るなというのをすごく感じたので。それを実践してやっていたので、すごく切り替えも早く出来たと思いますし、自分のやりたいことをキャディさんだけでも分かってもらえるっていうことがすごく大切だなということも感じたので、それを今日は出来て良かったです。

−注目される中でのゴルフでしたね。
久しぶりにあんなにたくさんのお客さんの中でやったので、すごい楽しかったですし、2年前に比べるとコロナ禍で大きい声が出せないというのはあるけど、拍手だったり、横を通るときに「ナイス」と言ってくれたり、すごく嬉しかったです。
本当に楽しかったです。

−ギャラリーの声は聞こえましたか?
聞こえましたよ。
みんな抑えてるんだろうなって思う拍手だったり…。
去年はなかったので、これこそゴルフだなというのはすごく感じました。

−惜しいパットも多かったですね。自身ではどのように評価していますか?
自分の打ち出したい所に打てる回数が、アメリカの途中から増えてきていたので、すごくそこは自分でも外して納得って。
最後なんてパンチ入って左ひっかけてみたいな。自分が悪いですし、17番は良いラインに打ててたけどちょっと距離がオーバーしてしまったって感じなので、そういう所をしっかり明日以降合わせていけるようにしたいなと思います。

−自分の成長を見せられた所はありますか?
特にないと思います(笑)

−3月と比較すると、色々な球を今まで以上に駆使しているように見えましたが?
例えば右ピンに対してだったらすごく左を向いて、右の横4〜5mくらいについたらOKというマネジメントをしてるので、あれだけ左を向いているのかなと思うんですけど、左ピンに対しては、ピンよりちょっと左を向いて、それも4〜5mについていいと思ってやっているのと、ちょっと幅があってピンの左に外してもいいとなったら、もうちょっと左を向いてピンを狙っていく、ということができているので、そんなに球を操っている感じはないんですけど、私的にはまっすぐ打ちたいかなと思っています。

−その辺がアメリカに行って成長した所でしょうか?
はい、そうですね。
かなりマネジメントが必要だなと感じましたし、メジャーとかになると外しちゃいけないところに外したら、ボギーがすごい出ちゃうので、そういう所から吸収していった感じです。

−今日の組み合わせについて感想を教えてください。
さくらちゃんは今日ちょっと調子が悪そうだったんですけど、萌寧のゴルフは本当に…。
今日のノーボギーで、落とすところがないというか、本当にヘマをしないゴルフというか。ドライバーも狙えない所には外さないですし、アイアンも乗ってないところでも手前の花道に。そこも他のラフに比べたら難しくないので、しっかりアプローチでパーをとってきますし。外しちゃいけない所に外さないっていうのが彼女は出来ていたので、本当にそこは見習わないといけないなと勉強させられましたし、パー5でしっかりバーディーを獲ってくるゴルフが出来ているので、今日私は(パー5では)1オーバーなので、そこですごく差を感じました。

−稲見選手、小祝選手とはどんな会話を?
日焼けがヤバいみたいな話と、さくらちゃんはすごい白いから「本当に焼けてる?」みたいな話だったり、暑いっていう会話はすごいしました。

−明日について、どう考えていますか。
途中のスコアボードでみんな伸ばしているというのは分かってたんですけど、そこで伸ばし切れなかったのは悔しかったので。今日のゴルフもすごい自分的には納得いくんですけど、明日のピンポジによってはもうちょっと攻めれる所はしっかり攻めていけたらいいんじゃないのかなって思ったので、そこのメリハリを明日も今日以上にできるようにしたいなと思います。

−明日、明後日と良くなっていくような手応えはありますか?
今日のゴルフ+もっと強気のゴルフが出来たりすると、もっと今日より良いスコアが出る可能性はあるかなと思います。

■GMOインターネットグループ所属 脇元 華選手

−後半について
最終ホールはやはり悔しいです。
ボギー無しで来ていて、久々にノーボギーで終えられるかなと思っていたのに、そう簡単じゃなかったです。

 

−明日について
今日みたいな暑さとの戦いだと思うので、一打一打集中していきたい。今日はいい集中力で回れたと思う。明日上位目指してバーディを獲りたい。
パットがずっと課題で2年ぐらい悩んでいるんですけど。狙ったところに打ち出せたら入ると思います。